カメラ
Kマウント
Qマウント
〈PENTAXデジタル一眼カメラの命名法則について〉
・一桁台が上位機。原則数字が少ないほど最新 or 上位。(K-1 Mark II、K-3 Mark III)
・上位シリーズのマイナーアップデート機種は「Mark ✕✕(ローマ数字)」で表す。
かつてはローマ数字のみだった。(K-3II)
・二桁台が入門機。かつては中級機または高機能エントリー的な立ち位置だった。
数字が大きいほど新しい機種。(K-70)
・三桁台はかつて存在したが、高機能化とともに二桁台に統合された。
・「K■(大文字アルファベット)」の形の例外的なネーミングが存在する。実質的なミドルレンジ。
クラスを直接表さない表記という意味合いもある。(KP、KF)
2003〜2006年頃
*istDから始まりより小型化した*ist DS、廉価モデルの*ist DLに分岐。
後継機はアラビア数字で表す。
(*ist D, *ist DS, *ist DS2 / *ist DL, *ist DL2)
2006〜2008年頃
K100DとK10Dが発売され、三桁の入門機と二桁の中級機で区分された。
後継は十の位/百の位が増えていくカウントアップ式。
(K10D, K20D / K100D, K200D)
2008〜2010年頃
「K-(小文字)」からなる入門機シリーズを展開。
この頃にはデジタル機がカメラのスタンダードとなったので接尾辞の「D」は以降省略された。
余談だが、645Dを除くとK-mが最後のCCDセンサー搭載機となる。
(K-m, K-x, K-r)
2008年以降
ハイアマチュアを意識した「K-(一桁)」シリーズとしてK-7が登場。
以降の入門機は「K-(二桁)」シリーズが担う。
上位機はK-7から始まる奇数カウントダウン、
入門機は(K10D・K20Dと被らない)K-30から始まる奇数カウントアップで後継機が続く。
また、以降マイナーアップデート機にはローマ数字(II, III)が用いられる。
フラッグシップに1番が与えられ入門機は10番、20番と上っていくのはフィルム時代のZ・MZシリーズ同様。
(K-7,K-5, K-5II, K-5IIs, K-3, K-3II, K-3 Mark III / K-1, K-1 Mark II / K-30, K-50, K-70)
また、グレードから独立したポジションのカメラには大文字アルファベットが与えられるようになった。
上級機のK-3IIとは別軸で新機能を多く搭載した中級機のKP、
入門機のK-70から「スタンダードクラス」と銘打ってリニューアルされたKFなどがそれにあたる。
(KP, KF)
2010〜2015年頃はQシリーズや645シリーズを含めた独自路線も模索していた。
Qシリーズは迷走もあったのか「Q→Q10→Q7→Q-S1」といった具合で世代が分かりづらい。
その影響もあってか例外的なネーミングの製品も登場した。
(K-01, K-S1, K-S2)
偶数がない?
2008年を最後にKシリーズ一眼レフには偶数(二桁の場合は十の位を指す)が命名に用いられていない。
AFフィルム一眼時代のPENTAX製品を見てみると、験を担いで「4番」の使用を避けているようにも見える。
Zシリーズ 1/5/10/20
MZシリーズ 3/5/7/10/30/50/60
また、1975年のKマウント一眼レフ初代シリーズには最上位機として「K2」が存在した。
これは「アサヒペンタックス」シリーズ初代の最上位機「K」の新世代型として命名されたもの。
デジタルフルサイズ機K-1の企画は2000年の時点で既に存在していた。
Zシリーズ同様、フラッグシップに1番を使用することはその頃から決まっていたのだろう。
そして偶数を使用すると、K-1の手前に「K-2」が来てしまう問題も予見されていたと思われる。
験担ぎに加え、過去の上位機へのリスペクトもあって偶数ナンバリングを避けたのかもしれない。
(今後も製品が出るとしたらMark IV、Mark Vとローマ数字が増えていくのだろうか……?)