PENTAX K200D
初めて購入したデジタル一眼レフ。
2008年発売のエントリーモデルながら防塵防滴仕様とボディ内手ぶれ補正を搭載。
ダストアラート、ダストリムーバルなどデジタル一眼ならではの機能を発展させた。
特徴
いいところ
◎ 一眼レフとしては小型軽量なボディ
◎ エントリーモデルながら防塵防滴、視野率100%の光学ファインダー、肩液晶を採用
◯ 単三電池駆動でバッテリーの入手性が高い
◯ 旧モデルから2種→6種と増えたカスタムイメージ(人物・風景・雅・モノトーン)
◯ 何気にバッテリーグリップも存在
いまひとつなところ
◯ 充電式電池だとランタイムが短く、使い切りだとランニングコストが高い
△ ライブビュー撮影に非対応
△ プラスチック製ボディの耐久
✕ 連写性能が非常に弱くレスポンスも遅い
お手軽に一眼趣味を始めてみたい人に(?)
K200Dは2008年発売のカメラ。性能はふた昔以上前といって差し支えない。
特に最新のフルサイズミラーレス機と比較すると、AF性能や画質の差は歴然である。
逆に言えば中古が安く流通しているということでもあり、美品が1万円を切っている。
高感度や動体性能を求めなければ、APS-Cのセンサーサイズを活かして相変わらずスマホ以上の表現力が期待できる。
smc DA40 Limitedあたりと合わせれば一眼らしいボケを楽しみつつ価格も2万円程度に抑えられるだろう。
KAF4規格のレンズだと絞りが使えないので公式HPで要確認。
単3は普通のエネループだと結構あっという間に電池が空になるので、その点も注意。
現在の使用感(2023.8.3)
購入から15年が経過しているので流石にサブ機の位置からも引退している。当時はSONY α200、CANON EOS Kiss X2、Nikon D60、OLYMPUS E-420あたりがライバル機だったらしい。アウトドア向きのカメラとして店員の人に勧められたものを素直に買ったので当時の事情は細かく把握していない。
とりあえず、当時の立ち位置としては防塵防滴やファインダーなどエントリー機としてはややリッチな仕様の一眼レフということだったようだ。その分重量や当時の価格としては同クラス内でややハンデも。CMOS機に比べると連写速度は遅く、その連続Hiモードでの連続撮影枚数も4枚。最近は他メーカーとの差がより開いているPENTAXだが、連写が苦手なのは当時からだった。
話を現在に戻すと、たまに油を回すため(?) に散歩に持っていくことがある。時代によるエンジン設計の違いなのか、RAWデータから発色が鮮やかでこってり目。CCDセンサーだから発色が強いという説も巷にはあるらしいが、本当のところはよく知らない。今のカメラと比べて高感度がかなり弱く、明るい場所以外ではその発色もくすんでしまうのが難点。
2010年代のカメラは高画素化と高感度化、2020年前後からはAF性能、つまり撮影の歩留まりが飛躍的に向上してきた。レンズも色々性能アップを遂げているものの、単に大きなボケを作ったりスマホの画面で見るサイズの写真を撮るのであれば、古い時代のデジイチとレンズでもいけてしまうなと思うことがある。FA Limitedをつけてみたりすると特に。
Kマウントは今でもスローペースながら新型レンズが開発されていて、K200DもKAF2までの規格のレンズであれば対応している。レンズつきの中古が1万円を切る相場で取引されていたりもするので、お手軽な1台目としてはそんなに悪くないかもしれない。
と思ったけど、バッテリーが一瞬で力尽きる or 高価なリチウム電池を買い足すカメラ生活はおすすめしづらい側面もある。スナップにしてもRAWだとプレビューの表示は非常に遅く、撮影のテンポが良いカメラとは言えない。いま買うならK200Dはあくまでサブ機のひとつにということで。
最近気付いたけど観光地込みでも一眼レフを持ち歩いている人はめっきり減った。K200Dは人通りのある屋外でもはっきり響く強気のシャッター音で、いまの時代静かなカフェなどで使うのはちょっと憚られるようになってきた。とはいえバシャッコン!と鳴り響く金属音がまた好ましくもある。
おすすめレンズ
HD PENTAX-DA 18-50mm F4-5.6 DC WR RE
HD PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited
HD版のDA18-50は最小クラスの標準ズームでフードの形状からスナップ適正も高く、K200Dの防滴性能も活かせるところがおすすめできる点。エントリークラスだが不思議とヌケもいいので、K200Dの発色を楽しむのにも向いている。もう少し頑丈で汎用性の高いズームが良い人はDA18-135が間違いない。
DA21は周辺解像度がそれほど高くはないレンズだが、K200Dは高倍率のトリミングを想定していない画素数なので過剰な解像性能を追求するよりコンパクトなレンズと組み合わせるのが楽しい。遊べる標準レンズとしてDA35Macroもおすすめ。












