Peak Design FIELD POUCH V2

Peak Designらしい機能性を備えた小型のポーチ。
カメラバッグらしくないデザインを追求するならこういうアプローチもある。
レンズ交換式カメラというよりはコンデジ向き。


特徴

◎ ストラップ着脱可能でフレキシブルな使い道
◎ 2箇所にCaptureを取り付け可能
◯ 小物スペースが充実
△ カメラバッグとしてはミニマムな容量
△ 開口部がマジックテープ式でやや固定力が弱い
✕ 荷物が重いとたまにストラップが外れることがある


構造

 ・メインコンパートメント
  ├ ポケット(大) ×1
  │ └ 小物ポケット(小) ×5
  └ 小物ポケット(中) ×3
 ・キャプチャー取付用ベルト

メインコンパートメントはマジックテープ方式で、荷物の容量に応じてフタの閉じ具合を調整できる。スリングバッグと異なりマチはほとんどなく、一眼レフの収納には不向き。PENTAXでいうとKP + DA40Limitedの組み合わせでギリギリ蓋が閉じるぐらい。パンパンに膨らんで見た目もちょっとよろしくないので、パンケーキレンズをつけたマイクロフォーサーズやGRIIIのようなコンデジ用にするのがベター。実際公式の使用例でも単焦点コンデジが収納されている。

小物ポケットはファスナー式の大きいポケットの中に小さい小物ポケットが5つ縫い付けられている。大ポケットは文庫本程度のものまで入るが小ポケットは500円玉サイズしかない。大ポケットの反対側には中サイズのポケットが縫い付けられており、こちらはカメラの予備バッテリーやUSBケーブル程度のものが入る。

両脇にキャプチャーを2個まで取付可能。
その気になれば一眼レフを2台取り付け可能だが、このバッグを持ち出す際にそんな使い方をするかは謎。


使用感

着脱可能なストラップが特徴で、単なるポーチとしても使用できる。

カジュアルめの友人の結婚式などでクラッチバッグの代わりにしても、まあ顰蹙を買うことは無いのではなかろうか。というかカメラ仲間でもある友人の式に参列するときに買った。

メリットでもある着脱式ストラップが最大のデメリットでもある。
固定用のフックは固く多少の力で外れることはないのだが、水平方向にねじれると稀にストラップが外れてしまうことがある。フックの爪が外向きかつ重量物を入れている(常にストラップが引っ張られている)場合に発生しやすい現象。

爪の向きに注意すればおそらくそんなに頻発しないはずなのだが、一度の旅で2回インシデントが発生した事があって一眼レフ用としては使う気が起きなくなってしまった。財布、スマホ、モバイルバッテリー、GRIIIぐらいならまあ問題なさそう。

心配な人はループにアンカーを取り付けてカメラ用ストラップで運用すると安心かもしれない。また、ベルト用のループもついているので腰に下げるポーチとしても使用可能。


総評

カメラバッグとしては最もミニマムな部類の製品。

基本的にカメラバッグにはある程度の厚みが不可欠だが、マチを取り去ることでスタイリッシュな見た目になっている。
コンデジやモバイルバッテリー程度の普段の外出に丁度いいバッグ。
これに小物やケーブルを常備してインナーバッグとして活用するのもよさげ。

ストラップが100%外れない設計でフタの固定力もしっかりしたV3に期待したい。