フルサイズ × APS-Cレンズ ケラレ検証
APS-C用レンズをフルサイズ機で使用した際のケラレ範囲などの検証。
画像はAPS-C用KマウントレンズとK-1II(クロップなし)で室内の白い壁を撮影したもの。
露出はなるべく揃えているものの、ライティングは普通の室内灯なので参考程度に。
ズームレンズは広角・望遠端に加え、イメージサークルが大きくなる or 小さくなるポイントを中間域として撮影。
フードは原則として外して撮影。
フード内側の対角線長がイメージサークルより狭いものやフード装着で周辺減光が増加する場合は備考欄に付記。
周辺画質についてのコメントは、基本的に絞り込んだ場合のもの。
参考:フルサイズにおけるレンズ運用のレポート掲載公式サイト K-1 Lens Lab
| Excellent | 実質フルサイズ対応 | |
| Good | ケラレなし、実用範囲 | |
| Weak | ケラレるが、部分的に使用可 | |
| Poor | APS-Cより広くクロップできるが実用範囲外 | |
| Failure | 完全にAPS-Cクロップ専用 |
K-1II(FF) × APS-C用単焦点レンズ
K-1II(FF) × APS-C用ズームレンズ
リスト以外の製品
フルサイズ対応レンズ(メーカー公認・ボディ内補正対応)
(リスト掲載済み = DA300)
フルサイズに概ね対応しているとされるレンズ
(リスト掲載済み = DA40XS、DA40、DA50、DA70)
条件付きでフルサイズに対応しているとされるレンズ
(ズーム域・ピント位置など)
smc PENTAX-DA 16-45mm F4 ED AL
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL II / smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR
(リスト掲載済み = DA35Macro、DA10-17、DA18-50、DA20-40、DA55-300PLM)
HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW併用で
フルサイズに対応するレンズ(検証済み)
smc / HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited (マクロ域はケラれやすくなる)
smc / HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited
smc / HD PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED[IF] (15mm以上)
HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8 ED PLM AW (28mm付近のみ)
HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE (広角端〜110mm程度まで)
考察
確認した限りでは、DAシリーズで全域フルサイズのイメージサークルをカバーしているズームレンズは無い。同シリーズの魚眼・広角レンズも同様の傾向で、ぎりぎり広角域となるDA35/2.4、DA35/2.8 Ltdのみが例外となっている。高倍率ズームは2本程度しか試していないが、おそらくすべてフルサイズ非対応。
ズームレンズはAPS-CクロップだとFF換算28mm相当だったものがFFで24mmぐらいからギリギリ使えるようなケースもある。あくまでギリギリ真っ黒にケラレないという基準なので、周辺画質は見るからに荒れてしまうケースがほとんど。特に広角〜標準ズームはAPS-Cクロップで使うのが無難。また、絞り込むと開放に比べて周辺減光やケラレが改善される傾向がある。基本的には周辺に写り込んでいるフードの影が痩せることで減光の範囲が狭まるだけだったりするので、開放で真っ黒に写っているケラレは最小まで絞り込んでも消えない。
非公認を含めフルサイズに対応しているとされる製品でも、APS-Cサイズの範囲外は画質が低下する傾向。なおメーカー公認の対応レンズでも周辺減光などは見られるものの、ごく軽微だったり補正が容易だったりするのでこれらはフルサイズ用レンズと見なして問題ない。
メーカー非公認のレンズについては、開放で周辺の像が乱れたり歪曲が目立ったり、絞り込んでも四隅に乱れが残るなど惜しいものがいくつかある。記録写真や風景写真では理想的な性能とは言えないが、敢えて効果として狙えたり日の丸構図では問題にならなかったりと感じ方には個人差がある。
テレコンはイメージサークルを拡大させる効果を持つので、マスターレンズによってはフルサイズで扱いやすくなることがある。ズーム等で射出瞳位置が遠ざかるようなレンズ(DA55-300PLMなど)だと望遠側でイメージサークルが狭まるなど、必ずしもプラスの効果とは限らない点に注意。
個人的なコメントとしてDA40やDA70などパンケーキレンズ系は周辺の画質低下もほどほどで、トレードオフでとびきりの携帯性も手に入るのでおすすめ。
このページのリスト、HTMLで表にするのは滅茶苦茶骨が折れるのでBloggerが廃止されたら作り直せる気がしない。



























